MENU

業界ノート

プラント

世界で働きたい。大きな仕事がしたい。
そんな夢への道が、きっとある。

見上げるような煙突。縱橫に走るパイプライン。立ち並ぶ巨大な装置に、20階建てビルに匹敵するような貯蔵タンク。プラント・エンジニアリングは、モノづくりの分野に欠かせない、各種の生産施設を作る仕事です。プラントには、原油から石油を精製する石油プラントや化学製品を合成する化学プラント、薬を作る医療品プラントなど、製造物ごとに様々な種類があります。汚水の処理施設や発電所などもプラントで、いわゆる工場と呼ばれるものすべてを作って、製造業の基盤を支えているのがプラント業界。案件の対象が幅広いため、グローバルにビジネスを展開する企業が多いことも特色です。

1. ビジネスの仕組み

プラント業界のビジネスの流れはEPCと呼ばれ、設計(Engineering)・調達(Procurement)・建設(Construction)の3フェーズで構成されています。設計は文字通り、顧客の要件を満たすプラントを設計すること。調達では、プラントに必要となる部品や資材を世界のベンダーから買い付けます。最後の建設で、それらを現地へ運び実際のプラントへと組み上げるのです。特徴的なのは、プラント・エンジニアリング各社は基本的に材料や部品を生産せず、また建設もゼネコン等へ委託すること。プラントには膨大な部品が必要で、また建設の工程も極めて複雑です。そのプロセスをマネジメントするノウハウこそ、プラント業界に求められているものなのです。
プラント業界は、その成り立ちや得意分野などによって分類することができます。<専業3社>は、プラント・エンジニアリングに特化した大手3社のこと。各社とも海外比率が50%を超え、大規模な案件をグローバルに展開しています。さらに鉄鋼会社を母体に製鉄プラントや貯蔵設備、環境プラント等に取り組む<製鉄系>、親会社の得意分野を活かしたプラント建設が特徴の<メーカー系>などがあります。
※専業3社:日揮、千代田化工建設、東洋エンジニアリング
製鉄系:新日鉄住金エンジニアリング、JFEエンジニアリング、神戸製鋼
メーカー系:三菱重工業、川崎重工業、IHI、東芝プラントシステム、日立製作所など

2. 主な職種と︎役割

プラント・エンジニアリングは、その名前から分かるように、理系の活躍場所が多い業界。「ビジネスの仕組み」の項で記した設計・調達・建設の3フェーズのうち、設計関連は各社とも理系のみの職種となっています。また当然ながら他の業界と同様、財務や法務、人事、総務などのバックオフィス業務も欠かすことはできません。

設計:プロセスや配管、機器、電気、制御、土木・建築など、各分野における基本設計や詳細設計を行います。

調達:プラント建設に必要な部品や資材を世界中のベンダーから調達し、現場までの輸送をアレンジする仕事です。

建設:人員や資材などの建設リソースを効果的に組み合わせ、工期とコスト・安全と品質を担保した工事計画を立案します。

プロジェクトマネジメント:専門部署が作成する図面や仕様書などを把握し、プロジェクト全体を束ねます。

人気のタグ