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業界ノート

ブライダル

お客様にとって最高の時間を、
ともに創り、ともに喜ぶ。

日本において、今のような形の結婚式が開かれるようになってじつはまだ100年と少し。明治時代、後の大正天皇が行った結婚の儀が起源とされています。新聞などで大きく報道され、世の中に結婚式という新しい価値が普及。皇族を真似て神前や仏式で式を挙げる人が増え、さらにその記念写真を撮る写真館が繁盛し、ブライダル業界のスタートとなりました。一方、結婚式場が出現したのは昭和初期。料亭だった目黒雅叙園で結婚披露宴が開かれたのが始まりで、戦後になり次々と結婚式場が作られるようになりました。現在、日本ではブライダルの市場規模が約2兆5千億円*と推測されますが、短期間に急激に成長してきた歴史が垣間見えるかと思います。

*矢野経済研究所 「ブライダル市場に関する調査2016」より。

1. ビジネスの仕組み

ブライダル業界では、各社がその強みを活かした結婚式の形を提案し、消費者ニーズに応えようとしています。例えば本格的なチャペルや神社、複数の宴会場などを備える専門式場タイプのブライダル企業は、経験に裏打ちされた安心感や施設の高級感が人気の秘密。これに対し、ホテルのブライダル部門は知名度や格式、宿泊施設としての利便性などで差別化を図っています。さらに、料理にこだわる心理を満足させるのがレストラン・ウエディング。カジュアルな雰囲気が一般的ですが、音響や照明など式を考慮した設備を持つ例も増えています。最近では、一軒家を貸し切ってプライベート感のある式が行えるゲストハウスタイプも人気。プールサイドのパーティーなど演習の自由度の高い点も特徴です。
一般的にブライダル業界には、景気の変動やトレンドの移り変わりによって業績が左右されやすい面があります。少子高齢化の影響も深まるでしょう。しかし、結婚式そのものが無くなることはないのも事実。実際、直近の調査では結婚式の費用総額は上昇傾向にあるようで、各社がどんなビジョンのもと、どんな形でニーズを掘り起こそうとしているかを知るのも大切になるでしょう。

2. 主な職種と︎役割

ブライダル業界には様々な職種があります。しかし、どの職種でも結婚式という人生の中で重要なイベントを演出するやりがいは共通するものです。また、華やかなイメージから女性の職場という印象が強いかもしれませんが、男性スタッフも少なからず活躍しています。ここではブライダル業界に特徴的な職種をご紹介していきます。

ウエディングプランナー:結婚式をプランニングし、新郎新婦の希望を叶える式をプロデュースする職種。業界を代表する人気職種でもあります。

ドレスコーディネーター:式の当日に着用するドレスやタキシードを新郎新婦ともに選択し、会場の雰囲気にあわせたトータルコーディネートを行います。

調理・パティシエ:結婚式の重要な要素である料理やウエディングケーキ。その企画や作成を担当する専門の職種です。

サービススタッフ:式場でお客様に対するサービスを担当する職種。新郎新婦や列席者に楽しい時間をお過ごしいただくために様々な心遣いが大切です。

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