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業界ノート

広告

「気持ちを動かす」という手段のプロ。

企業側は「この商品を買ってもらいたい・知られたい」という気持ちがあります。でも一方で、生活者側の世界では、モノや情報が飽和しているから、その多くは「同じようなもの」「自分に関係ないもの」「つまらないもの」としてノイズになってしまいます。普通にメッセージするだけでは今や生活者は動きません。そこで、つまらないと思われているものをおもしろくするような「価値の再定義」だったり、日常の動線の中に自然に織り込まれるような仕掛けをすることで、生活者の気持ちを動かし、期待する行動を起こしてもらえるよう努力するのが広告業界の仕事です。

1. ビジネスの仕組み

<広告代理店>にはクライアントと呼ばれるお客さまがいます。お客さまの悩みや期待は「自分たちを好きになってもらいたい・この商品を買ってもらいたい」ということ。そんな期待に応えることでお金を頂いています。
その期待に応えるためにまず、商品や企業が世の中に受け入れられるようなアイデアを考えて、<制作会社>がCMやポスターといった表現物として形にします。しかし、そうしてできた表現物も、世に出て人々に見てもらえないと意味がありません。人々の目に触れる「場所」が必要です。この「場所」はテレビのCM枠だったり、駅の壁面だったり。<広告代理店>は多くの人が目にする「場所」を、お金を払って<媒体社>から頂くことで表現物を世に出すことができます。「良いアイデアを考える」に加えて、「表現物に落とし込む」「それを多くの人に見てもらえるように媒体で流通させる」という要素が機能して初めて広告ビジネスが成り立ちます。

2. 主な職種と︎役割

アカウント・エグゼクティブ:クライアントの窓口。クライアントの悩みを聞いて、その悩みを解決するために多くの人を組織することで「表現物を納品する」責任を負う人。

クリエイティブ・ディレクター:クライアントの悩みに応えるクリエイティブ・アイデアを考えて、クリエイターを組織して方向性を示すことで「良いアイデアを表現する」責任を負う人。

コピーライター:クリエイティブ・ディレクターの方向性に従って、「良い言葉を書く」人。

デザイナー:クリエイティブ・ディレクターの方向性に従って、「良いビジュアルをつくる」人。

メディア・プランナー:広告物を届けたいターゲットの目に触れるような場所やタイミングを考えて、媒体社の持つ広告枠から最適なものを選び出稿することで、「広告物を流通させる」責任を負う人。

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