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業界ノート

銀行

お客さまの夢を支え、世界の未来を支えていく。そこに確かな誇りがある。

「倍返しだ!」流行語にもなった銀行を舞台にした大ヒットドラマ。熱い主人公に共感を覚えた方も多いと思いますが、実際のところ銀行とはどんな業界なのでしょうか。日本に限らずここ数年、銀行業界では、欧州や中国を発端とする景気低迷が大きなテーマとなってきました。日本でもその脱却をめざしてアベノミクスが進行中ですが、銀行はこの試みにおいて重要なポジションを占めています。資金の需給ギャップを埋めて、経済を回してゆく。そのためには銀行の健全な働きが不可欠だからです。また近年では、ITを活用した新たな金融サービス「フィンテック」にも注目が集まっており、銀行業界はその業務の多様性をさらに広げようとしています。

1. ビジネスの仕組み

銀行は規模や業務内容の違いにより、メガバンク、リージョナルバンク、信託銀行に分けられます。メガバンクはいわゆる都市銀行のことで、リージョナルバンクには地方銀行と第二地方銀行が該当します。昨今では、新たな形態の銀行として、インターネット専業銀行もカウントすることが普通で、実際、その預金残高は上位10行だけで18兆円を超えるほどに成長しています。
一般的に、銀行が世の中で果たす大切な役割は「金融仲介」「信用創造」「決済機能」とされています。「金融仲介」は資金の貸し手と借り手の仲介をすることで、銀行は預けられたお金(預金)を貸し出し、利息を得ることで収益を出しています。「信用創造」とは銀行の信用を活用して、世の中に存在するお金の量を増やすことです。例えば1,000万円の預金のうち500万円を貸し出した場合、世の中に存在するお金は1,500万円ということになります。このように貸出を繰り返すことで、社会全体の通貨量が増え、経済活動は円滑になるのです。「決済機能」は口座からの引き落としや振込などのこと。実際に現金を動かさずに資金の移動ができるので、社会の利便性と安全性を大きく高めています。

2. 主な職種と役割

銀行には行ごとに様々な業務があり、同様の職種でも呼び名が違うことも珍しくありません。また総合職と一般職とで担当する業務も変わってきます。ここでは一般的なメガバンクの総合職を参考に業務の一部をご説明します。

リテール業務:個人のお客さまが対象。定期や外貨預金、投資信託、生命保険など多様な金融商品の販売を、マーケティングも含めて総合的に行います。

ホールセール業務:企業に必要な事業資金を供給し、成長のための手段を提案してゆく業務です。IPOやM&Aなど多様なニーズへの対応が求められます。

国際ビジネス業務:グローバル企業を対象に、世界規模のサービスを提供する業務。海外拠点の開設や活用や現地スタッフとの連携が必須です。

投資銀行業務:企業や機関投資家、政府系機関などの大口顧客を対象に、資金調達やM&Aのアドバイスなどを行います。

金融マーケット業務:金利や為替、デリバティブといった市場性商品の開発・販売や、投資家からの依頼に基づくトレーディングを行う業務です。

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